自分本位が、当たり前になっていった頃
この頃になると、だいぶ慣れてきていました。
始まり方も、流れも、
自分の中ではだいたい決まっていて、
特に考えなくても体が動く。
最初の頃にあった緊張はほとんどなくなって、
その代わりに、
あまり何も考えなくなっていました。
同じ流れを、何度も繰り返していた
毎回、だいたい同じ始まり方。
同じような流れで、
同じところに向かっていく。
うまくいっているかどうかを
確認することもなく、
ただ「こういうもの」として繰り返していました。
慣れた、というより、
考えなくなった
という方が近かったと思います。
相手より、流れを見ていた
相手がどう感じているかより、
次は何をするか。
どこまで来ているか。
目の前に人はいるのに、
意識はずっと
自分の頭の中にあった。
会話もしているし、
向き合っているつもりではいる。
でも、中心にあったのは
相手ではなく、
自分の中で出来上がった流れでした。
前戯も、相手より自分の欲が先だった
今思えば、前戯に対する感覚も、
かなり自分本位だったと思います。
相手にする時間が
まったくなかったわけじゃない。
でも、気持ちの比重は
明らかに違っていました。
頭の中にあったのは、
「どうしてほしいか」
「何をしてほしいか」。
相手の反応より、
自分がしてほしいことばかりが浮かんでいて、
相手に向き合っているようで、
実際は自分の欲の方を向いていた。
そんな感覚でした。
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