初体験と、その次くらいまでは、
正直なところ「よく分からないまま終わっていた」
という感覚が強く残っていました。
気持ちよさよりも戸惑いが勝っていて、
毎回どこか疲れて終わる。
そんな印象です。
ただ、不思議なことに、
回数を重ねるうちに少しずつ変化が出てきました。
大きな出来事があったわけではありません。
技術を覚えたわけでも、
急に自信がついたわけでもない。
でも、
「あ、前より考えてないな」
と気づく瞬間が増えてきたのです。
最初の頃は、
動き方、時間、相手の反応、
頭の中でずっと何かを処理していました。
それが徐々に減っていき、
気づけば、
今自分が何を感じているかに
少しずつ意識が向くようになっていました。
すると、以前はぼんやりしていた感覚が、
はっきりと輪郭を持ち始めます。
最初は「触れている」だけだったものが、
「ここは確かに違う」
と分かるようになる。
初体験のときに感じた
あの腕をさすられているような感覚とは、
明らかに別物でした。
この頃から、
初めて「なるほど、これは確かに気持ちいい」
と思える瞬間が出てきた気がします。
今振り返ると、
感覚が変わった一番の理由は、
慣れや安心感だったと思います。
特別なことをしなくても、
余計なことを考えなくなっただけで、
感じ方はここまで変わる。
初体験の印象だけで判断していたら、
きっと分からなかった感覚です。
次は、
楽になった結果、
逆に別の悩みが出てきた話を書こうと思います。
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