情報と妄想が初体験を台無しにしていた話|なぜ期待しすぎてしまったのか
初体験を振り返って、今いちばん強く思うのは、
「あれは自分のせいだけじゃなかったな」ということです。
当時の自分は、かなりの量の情報を浴びていました。
とはいえ、具体的な知識というより、
断片的で誇張されたイメージばかりだった気がします。
雑誌、噂話、友達の武勇伝。
どれもはっきりしたことは言わないのに、
「とにかく凄いらしい」という空気だけは、
やたらと強く刷り込まれていました。
結果、どうなったかというと、
実際に体験する前に、
頭の中ですでに“完成形”を作ってしまっていたのだと思います。
だから現実がそれを上回れなかった。
今思えば、
あのとき感じた物足りなさや違和感は、
身体の問題というより、
期待値とのギャップだったのでしょう。
面白いのは、
回数を重ねていくうちに、
そうした情報や妄想が少しずつ薄れていったことです。
「こうあるべき」
「こう感じるはず」
そんな前提が消えていくにつれて、
実際の感覚は、むしろはっきりしていきました。
情報が減ると、
感じ方が増える。
今なら、そんな言い方もできる気がします。
初体験の頃の自分は、
何も知らないつもりで、
実は知りすぎていたのかもしれません。
これから体験を迎える人がいるなら、
あまり想像を膨らませすぎないでほしい。
現実は、想像より地味かもしれないけれど、
その分、ちゃんと自分の感覚として残ります。
次は、
ここまで書いてきたことを踏まえて、
「余裕がなかった頃にどう向き合っていたのか」
その話で、このシリーズを締めようと思います。
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